こんにちはクラムボンです。
個人をブランド化せよ。
マンガ ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Comic)
- 作者: 田端信太郎,星井博文,伊野ナユタ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2019/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本屋で表紙を目にします。(注意 読んでいません。)
個人のブランド化により他者との差別化を図ることで
自身の価値を会社に依存することなく確立する。
このような本が売れる現代では「自己プロデュース力」がものをいう。
自身のブランド価値を消費者(会社であれば雇い主や同僚、上司)に植え付ける。
この行動によって周りから信頼や報酬を得ることにつながっていく。
学生も例外ではない。
むしろ学生の方がこの争いには詳しいのではないだろうか。
SNSを利用して自身の趣味や行動を細かく記している。
中には同じ趣味の仲間と協力して「サプライズ」を行い自身を「人の誕生日を祝う事ができる心の優しい人間である。」「友情のためにここまで行動できる」「愛する人のためにはお金に糸目は付けない」と印象付けるような文章とともにが幸せな光景を写真におさめ、掲載しているのである。
本来このような奇怪な行動といえる。
幸せの価値とは他者と共通の認識があるわけではなく本人が感じている感情のみがそこに存在しているのだ。
幸せに尺度などない。
さらに言うと写真を撮る事で気持ちにワンクッション挟むことになる。
そこで感じた感情にブレーキをかける形になるため心の底からその場を楽しめているとは言えない。
ではなぜこのような行動をとるのか。
それは幸せを可視化させる作業と個人のブランディング化が関係している。
SNSにはいいね機能があり好みの投稿に対していいねを付けることが出来る。
その多さや他人と比較して今日一日自分はどれだけ幸せか確認できるためである。
ブランディング化に関しては仲間内での投稿に対して返答を行うことでその中で自分がリーダー的なポジションかサポート的な存在なのかをフォロワーに伝えることが出来る。
これによりリアルあった時の印象を操作することが出来る。
たとえば全く知らない二人がいたとする。
その一人は「部屋にゴキブリが出た」「寝坊した」「ごみ捨て忘れた」とツイートしており、もう一方は「早く着いたな」「旅行の計画中」「準備みんなお疲れ様」とツイートしているとする。
この際に前者はこの3つだけでも投稿者はだらしない性格であることは明確である。
また後者は計画的で準備を怠らないリーダー的な存在であることは明確である。
このたった3つのツイートだけで人間性が垣間見え、信頼に値する人間かどうか判断してしまえるのだ。
これを意識して行動することで自身のブランド力を高め充実した生活にありつく手助けとなるツールとして利用できる。
今述べた効果に関して意識して行動している人はもしかして多いのかもしれないが行動を目的も含めて説明すると意外とおもしろいものである。
おれはやんないけどねだってだるいじゃん他人の誕生日祝うの