犬が怒っているときに飼い主が開いている犬の口を閉じるだけの動画ですが、ずっと前からすごく好きな動画です。
この動画にコメントをしようと開いたら、7年前の自分がコメントしていました。
その瞬間ぞっとしました。
僕の感性は、7年前から全く変わっていなかったのです。
これが、30年後に巡り会ったのなら、すごく感動しますが、7年という微妙な期間で、掘り起こしてしまった。
しかも大して面白くないコメント…
「僕はこの7年間何をしていたのだろう。」
そんな感情が駆け巡りました。
やっていたことといえば大学、就活、お仕事です。
バイト4年間やってました
簿記3級とりました。
20キロくらい太りました。
車買いました。
1人暮らしはじめました。
父親が死にました。
半分以上がここ2年くらいの出来事です。
社会人になってからすごく時間の流れが速くなっていますが、自分の環境の変化もすさまじいです。
多分人間、目的を持てば大学生活の4年間の間で、大抵のことは達成できると思うんです。
計画性のない人生を過ごしてきてしまったのが7年間を振り返ってすごく後悔していることです。
周りの人間を下に見て、なんとなくすかして生きているようなあの頃には戻りたくないとおもっています。
明日の仕事の心配とか、その日の仕事を一生懸命頑張っている自分の方がとても素敵だと思います。
時間があるから素晴らしいのではなくてその時間の使いかたがすごく上手なひとが素晴らしいんだと思います。
若者は無限の可能性があるという言葉はあっているようで間違っています。
無限の可能性はあります、時間もあります。
ただ、それはじぶんで望まなければ、人に教えを請わなければその道は現れません。
そして逆算してやることを考えていくと、意外と時間がないことに気づくと思います。
環境のせいにしてはいけない。
そしてチャンスは準備できていないときにも現れます。
そのときは正直にびびっていることを伝えるか、それでもやりきろうと気合いを入れて頑張るしかありません。
自分の人生なのです。誰のものでもありません。親の助言は多少当てになりますが、それを最終決定の材料にしてはいけません。
誰一人自分と全く同じコンディションの経験をしたにんげんはいません。
誰もが一発勝負死ぬまでノンストップの即興劇の主役が自分なのです。
主催が感じる感情をメインに物語が進んでいきます。
又吉さんの言葉を借りて終わりにしたいと思います。
「バッドエンドはない、僕たちは途中だ。」
この悲しみは幸せになるためのフリだ。そう思えば今日だけは頑張れるかもしれない。
もしかしたら最後の最後にどんでん返しのある舞台を演じているのかもしれません。
この舞台の演出、監督は自分です。
遠慮はいらないのです。
思いっきりやりましょう。
僕は、94キロの今からこのPVに出てくる清原翔さんになります。(70キロ台)
やります。誰に何を言われようと。
www.youtube.com
この先7年間がとても素敵で密度が濃いものになるよう。今を懐かしめるその時まで生きて行こうと思います。